オランダ戦後にうなだれる韓国代表の柳仲逸監督

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韓国代表がまさかの初戦完敗で崖っぷちに立たされた。

韓国代表は2009年のWBCで準優勝を果たしているが、2日に行われたオランダ戦では0-5という完敗っぷり。あまりにも不甲斐ない成績に韓国のネット上には「野球なんてやめてしまえ」などと激怒する声が巻き上がった。

ケーブル放送XTMのイ・ヒョボン解説委員は、「全体的に選手たちの体は重そうだった。初戦に対する負担が大きいように見えた。一方でオランダは投手陣の制球が良く、打陣も自身のスイングをしていた。内容的に完敗だった」と評価した。

柳仲逸監督も試合後の記者会見で、「最悪の試合をお見せして国民のみなさんに申し訳ない」「全体的にすべてだめだった」と謝罪しうなだれた。

韓国では老若男女問わず、野球の人気は高い。サッカーは八百長の発覚など騒動が尽きずファン離れが著しい状態だが、プロ野球は盛り上がりを見せている。WBCに関しても、1次ラウンド突破を前提とした「2次リーグでの日韓戦」に関心が集まっていたほどだ。

しかし、ふたを開けてみればオランダ戦に完敗し、4日のオーストラリア戦で勝利しなければの1次ラウンド敗退というまさかの展開に。現在韓国のインターネット上には、韓国代表に失望する声が多く集まっている。

「兵役免除がなくなったから全く力が入ってないよね」
「五輪種目でもなくなったし、野球なんてやめてしまえ」
「WBCなんてただの国際的なイベント、もうどうでもいいや」
「初戦敗北の責任はすべて監督にある」
「2次ラウンドに進出する可能性は0.5%くらい?」

中には「諦めるのはまだ早い!」といった声もあるるが、黒星スタートのダメージは大きいようで盛り上がりはいまいちだ。もう1敗もできない韓国は、4日午後7時半からオーストラリアと対戦する。

参照:MKスポーツ

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